日本で災害が起きると予言した、予言者と沖縄のかみんちゅが話題になったが、予言と預言の違いとは?
(辞典では、予言も預言も同じ意味と出ていることを、おことわりしておきます)
予言は占いのようなもので、預言は聖書だけに使う。
聖書の預言は、言葉を預かると書くのは何故だろうか?
神から言葉を預かる、という意味だから。
神は預言者に、言葉を与えて、ひとびとに語らせたり、書かせたりする。
こうして、集められたのが聖書という書物。
バイブル(bible)は本(book)と言う意味で、ギリシャ語でビブロス。パピルス(紙)を輸入したフェニキアの港町をビブロスを呼んだことから来ている。
( Weblio より)
予言は将来を予測したもの。自称?予言者が世界の終わりは何時来るとか、災害が何時起こるとか言うものだが、その根拠は予言者にお告げがあったとか曖昧なものだ。ノストラダムスの予言のように使う。
予言は当たらないのに対し、預言は必ず成就する。神は永遠の昔から存在する方で、すべてを見通すことができると同時に、全宇宙と地球の歴史を支配している方であるから。
聖書の預言研究で有名なひとは、ウィリアム・ミラー。ミラーは米国の農夫だったが、聖書の研究を始めてから聖書の内容が、連携し合っていて非常に調和が取れていることを発見した。

その研究法は非常に単純で、聖書以外に使うものはコンコーダンス(聖書語句事典)のみだった。聖書の1節がはっきり理解できるまでは、先に進まないと言うやり方で、聖書のある言葉は、聖書の他の箇所が説明していることを発見した。
この方法で、ミラーは世界の終末に関する研究を発表し、1844年に世界の終わりが来る、すなわちキリストの再臨があると伝道し、多くのひとに影響を与えた。
参考:CNN.co.jp : 訪れなかった「世界の終わり」 その歴史をたどる - (8/12)
ミラーの研究は現代まで受け継がれ、世界の終末に関する研究が続けられている。ただし、世界の終末が何年何月に来るという、時の計算は出来ないことがわかっている。聖書にその根拠となる言葉が存在しないからだ。
しかし、終末の時代に起こる出来事は、聖書に記されているので、終末の出来事を研究すれば、終末が近いことがわかる。これが時のしるしとなる。
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