
アフリカ連合は、緊急部隊を創設する。紛争やイスラム過激派のテロに対応するためだ。
アフリカのニュースといえば、食料危機と民族間の紛争、イスラム過激派によるテロだ。先のマリ共和国におけるイスラム過激派の暴動には、フランス軍が介入した。アフリカ内で紛争に早期対応できる緊急部隊を組織するのが、アフリカ連合のねらいだ。
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アフリカ連合(AU)とは、欧州連合(EU)のようにアフリカのすべての国々が合衆国のようになるという組織作りだ。
アフリカは100年間、欧米に支配される被害者だった。米・英・欧列強国がアフリカを分割統治し、ほぼ全域が植民地となった。世界を支配する覇権国の植民地としてその支配下にあった。マリ共和国に仏軍が介入したのは、植民地時代にフランスが宗主国だった関係だ。
今や、米英欧列強という覇権国は世界を治めきれなくなってきて、多極型の世界体制になりつつある。アフリカ連合は、EUや中東、東アジア(中国)、北米、中南米、ロシアと並ぶ多極型の世界体制の一つとなるとの予測がある。(アフリカの統合http://tanakanews.com/090707africa.htm)

17th Ordinary African Union Summit in Malabo, Equatorial Guinea / Embassy of Equatorial Guinea
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ラベル:アフリカ連合