天使のラッパとは何か?2011年頃から、世界各地で妙な音が聞こえていて、それが天使のラッパだといわれているが、、?
まず、天使のラッパは聖書に基づいているから、聖書から読み解かなければ意味がない。天使のラッパは黙示録に登場する。8章から11章までを、一度は読んでおくことをお勧めしたい。
ヨハネの黙示録 8 Colloquial Japanese (1955) | YouVersion.com
8章から順にポイントを読んでみよう。
7人の天使が(口語訳では7人の御使と訳されているが、KJVではthe seven engels)ラッパを吹く用意をする時は何時か?
天使がラッパの用意をするのは、イエスの執り成しが終った時だ。イエスの執り成しとは、誰が天国(神の国)へはいれるかを審査し、罪を悔い改める人の罪をゆるし、罪が無いものと認めることだ。イエスの十字架で流した血の功績のゆえに、罪がゆるされ、罪なきものとして認められる。
その執り成し(審査)が終ったら、イエスは再臨なさる。第1のラッパから順番にラッパが鳴らされ、第7のラッパが鳴ったら、まもなくイエスが再臨なさることがわかる。
「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」というのはキリスト・イエスの再臨をいっている。
7人の天使がラッパを吹くと何が起こるのか?順番に見ていこう。災害が起こるが、災害の順序とその規模が3分の1と部分的なのに注目すべきだ。災害と異変は、地、海、川、天体、そして最後は人間の番になる。
第1の天使のラッパ:地上と木の3分の1が焼ける。
第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。
第2の天使のラッパ:海と海の生き物の3分の1が死ぬ。
第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、 海の中の造られた生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。
第3の天使のラッパ:川と水3分の1が苦くなり多くの人が死ぬ。
第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。 この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。
第4の天使のラッパ:太陽、月、星の3分の1が暗くなる。天体の異変。
第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。
第5の天使のラッパ:人間に害が加えられるが、神の印の無い人に限られる。
彼ら(底知れぬ所から出てくるイナゴ)は、地の草やすべての青草、またすべての木をそこなってはならないが、額に神の印がない人たちには害を加えてもよいと、言い渡された。
第6の天使のラッパ:人間の3分の1が殺される。しかし、残った人々は悔い改めない。
すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。 また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。
Second Coming Jesus 26 / Waiting For The Word
第7の天使のラッパ:キリストの再臨。この世の国は神とキリストの国となる。
第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。
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