アフリカのニジェールで80万人が食料危機に直面している。ナイジェリアではないの?
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ニジェールは、同じアフリカでもナイジェリアの隣にある国。
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国連人道問題調整事務所(OCHA)は12日、アフリカ中部ニジェールで80万人が食料危機に直面しており、うち約8万4000人が緊急支援を必要としていると発表した。干ばつの影響で収穫量が激減したことから備蓄食料が底をつきつつあり、9月の収穫期までの6〜8月に深刻な食料不足に陥る恐れがあると警告している。
調べてみると、ニジェール (Niger) とナイジェリア(Nigeria) は本来同じ地域だが、旧宗主国を異にする両地域が別々に独立した際に、別々の国となった。(ウィキぺディア)
19世紀末には、イギリスとフランスが進出し、1898年両国の協定によってフランスが20世紀までに全土を領有。
遊牧民トゥアレグ族など多くの民族が住む。
早くからイスラム化が進み、宗教はイスラムが80%。
農業は自給農業が中心で、南部に限られる。降雨量は少なく灌漑も発達しておらず、水源も乏しいため、ほとんどは天水農業である。そのため降雨量に収量は大きく左右され、しばしば旱魃が起こる。
鉱業の主力であるウランは確認できるだけで世界第3位の埋蔵量を誇る。日本も輸入している。
北アフリカのソマリアでも飢饉が起きている。
国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organization、FAO)と飢餓早期警報システムネットワーク(FEWS NET)は2日、北アフリカのソマリアで2010〜12年に約26万人が飢餓のため死亡したとの報告書を発表した。半数は5歳未満の幼児だという。
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