キリストの誕生は旧約聖書に預言されていた、ダニエルの預言

キリストの誕生は旧約聖書に預言されていた。しかも、誰でも計算できる方法で。


キリストの誕生は旧約聖書に預言されていたのは、聖書を読んでいる方なら誰でもご存知のこと。しかも、計算の仕方は今から200年ほど前に、確認されていた。以下の図がそれだ。

いや、正確には、キリスト誕生以前に計算していた人々がいたのだ。新約聖書には、東方の博士たちがキリストを訪ねて旅をして来た、とあるから、預言を精確に調べていたと考えられる。

図に描くと案外簡単だ。

基準になる聖書の言葉に基づき、計算していく。旧約聖書の預言では１日＝１年である。

「エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシヤなるひとりの君が来るまで、七週と六十二週あることを知り、かつ悟りなさい。」（ダニエル９:２５）

メシアとはキリストのこと。
７週＋６２週＝６９週＝４８３年
「エルサレムを再建せよ」という命令が出たのは何時か？B.C.457年である。
http://signsoftimes.seesaa.net/article/307532001.html

B.C.457年から４８３年経つとA.D.27年になる。A.D.27年にキリストは宣教を開始した。年およそ30歳のときと書かれているから、A.D.元年より数年前に誕生したことになる。

「あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週が定められています。」（ダニエル９:２４）

７０週＝４９０年がユダヤ人のために定められていた。490年を過ぎると、キリストの福音宣教はユダヤ人以外のいわゆる異邦人へと向けられる。A.D.34年を境に、それが実現した。

「その六十二週の後にメシヤは断たれるでしょう。」（ダニエル９:２６）

メシアが絶たれるというのは、十字架上でキリストが死ぬことを指している。

「そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。」（ダニエル９:２７）

キリストが十字架にかかるのは、その週の半ばすなわち最後の１週の真ん中だ。A.D.31年になる。犠牲と供え物を廃するというのは、ユダヤ人の儀式による罪のゆるしは無効となり、キリストの十字架によって罪がゆるされるということ。


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