2012年09月13日

リビアの米総領事館襲撃で米大使死亡、事件にアルカイダの特徴が


Hatertage / Synderion






このたびの襲撃で、駐リビア米国大使と領事館の職員ら計4人が死亡した。この事件はアルカイダの特徴があるという。


アルカイダとは?
イスラーム原理主義と反米・反シオニズムを標榜するスンニ派ムスリムによるイスラーム過激派国際ネットワーク。1990年代以降、主としてアメリカ合衆国を標的とした数々のテロ行為を実行したとされ、特に2001年に実行したアメリカ同時多発テロ事件は世界に大きな衝撃を与えた。


Poster de Ayman Al-Zawahiri en FBI / fotosinteresantes


アルカイダがアフリカに勢力を伸ばしていることに、米国は神経を尖らせていたようだ。

米国対テロ専門家、例えばオバマ大統領の対テロ対策の責任者である、ジョン・ブレナンはアルカイダが、いつものパターンで行動しているとみています・・・・つまり、彼らのグループは混乱に乗じてくるのです。

「アルカイダは伝統的に紛争、混乱そして無政府状態によって荒廃した地域に浸透してきます、なぜなら、そういう地域が攻撃を仕掛ける基地として安全だと考えているからです。 ソマリアはそういう意味で、彼らにとって最もメリットのある地域です、なぜなら内紛を抱えており、酷い飢餓で混乱し、アルカイダが前から定期的に付け込もうとしていた地域だからです。」とブレナンは最近記者団に語っている。

引用は「Step by Step」2011-10-27米国はアルカイダのアフリカにおけるプレゼンスを懸念している http://blog.goo.ne.jp/babinchom/e/eb0da730d13561142619da8f8f91cabf

引用文中のソマリアはアフリカ東部、アラビア海に面した国。今回の事件はリビアで起きた。アフリカ全土にアルカイダの影響が広がるのだろう。


ソマリアにアルカイダの影? 米国の懸念 - Step by Step.png

参考文献:Step by Step http://blog.goo.ne.jp/babinchom英文記事を翻訳して伝える個人のサイト。ファッションから軍事関係まで幅ひろい。


ブログ内の関連記事:「老人を大切にしない」と、アルカイダの雑誌が日本を批判 http://signsoftimes.seesaa.net/article/241380279.html



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posted by signs at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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