2001年の米同時多発テロ事件から11年目の11日、リビア東部のベンガジで、武器を持ったグループが米国の領事館を襲撃して建物に放火し、米国人職員1人が死亡した。
武器を持ったグループの攻撃は、イスラム教を侮辱するような内容の映画に抗議するためと言われる。
11日はエジプトのカイロでも、米国在住のコプト教徒が製作した映画がイスラム教の預言者ムハンマドを侮辱しているとして約3000人が米大使館を襲い、米国旗を引き下ろし、幾つかのイスラム系武装グループの旗に似ている黒い旗を掲げるなどの騒ぎがあった。

Remembering 9/11 - Image no. 1 / JrzyKat
リビアは、カダフィー大佐が独裁政治を行なっていたのが、記憶に新しい。カダフィー大佐が射殺されるまで、カダフィー反体制派と政権側との間で約半年間内戦状態が続いた(2011年)。
国土の半分は砂漠だが、埋蔵量がアフリカ最大とされる産油国。宗教は、イスラムが国教でイスラムが97%。コプト教徒は少数派のキリスト教の一派。

LIBYA/ / شبكة برق | B.R.Q
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