2012年02月21日

ナイジェリアで無差別攻撃。部族間、宗教間紛争か、苦難の歴史を持つ国


Sister Regina is based in Lagos, Nigeria. She has been working tirelessly on behalf of the girls being returned to Nigeria from Europe. / The Advocacy Project

写真はニュースの内容と関係はありません。




イスラム過激派ボコ・ハラムがナイジェリアの教会を爆破したニュースはまだ記憶に新しい。
http://signsoftimes.seesaa.net/article/242773440.html

ナイジェリア北東部の市場で無差別攻撃がおこなわれ、少なくとも30人が死亡した。
イスラム過激派ボコ・ハラム(西洋の教育は罪の意)のメンバーらによる犯行とみられる。


ボコ・ハラムとはイスラム過激派で、西洋の教育は罪という意味。従って西欧に対する敵意があり、ナイジェリアのキリスト教徒が殺害されたり、教会が破壊される事件が起こる。


複雑な民族、部族
ナイジェリアはアフリカ最大の人口をかかえる国家、250の部族、民族が住んでいる。方言を含めて500以上の言語がある。
部族間、民族間の争いが絶えない。少数民族や少数部族は、不平等な扱いを受けている。

宗教間の対立も
主に北部ではイスラーム教が、南部ではキリスト教が信仰され、その他土着のアニミズム宗教も勢力を保っており、内訳はイスラーム教が5割、キリスト教が4割、土地固有の伝統信仰が1割となっている。
イスラム教とキリスト教間の宗教紛争もあり、2010年3月にはベロムでイスラーム教徒がキリスト教徒を襲撃する事件が発生し、500人以上が殺害された。

奴隷売買の苦難の歴史
17世紀から19世紀までは奴隷売買がおこなわれ、アメリカ大陸へ奴隷が売られた。奴隷売買に伴い植民地化され、イギリスの植民地となる。
第二次大戦後独立するが、今に至るまで紛争が絶えない。



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Nigeria / Radio Nederland Wereldomroep



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posted by signs at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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